三重県名張市視察研修開催の報告

開催日 6月20日(木)

視察地 三重県名張市

参加者 29名(会員・非会員、名張市企業4社、名張市長・職員4名)
※大分県、京都府、兵庫県、大阪府、愛知県から参加

NPO法人農産物加工協会は会員・非会員の皆様と総勢20名で三重県名張市に視察研修に行きました。

 

 

大阪から貸し切りバスで三重県名張市へ移動し、農事組合法人三重伊賀里山整備活用組合が
運営するCafé・idecaでランチ交流会を行いました。

idecaに到着後、北川裕之(きたがわひろゆき)市長も参加し、市職員4名と名張市企業4社と合流し、
カフェ、販売所、加工所の見学や名刺交換などが行われました。

北川裕之(きたがわひろゆき)市長のあいさつでは、「名張市は赤目四十八滝などの自然とお米、お酒が自慢ですが
少子化、高齢化による人口減少が問題です」と、名張市が抱える現状の課題などをお話しになりました。

  

 

次に、片桐代表理事が当協会の取り組みを発表し、「名張市の企業と6次化を通じて共創を目指します」と
視察の目的をあいさつの言葉としました。

 

その後、当協会会員のChef Yohey監修・idecaの新メニューとして考案された
スペクトル小麦を使用した生麺のナポリタンが試食されました。パスタ麺のスペルト小麦やソースに使用した
イチジク(ネグローネ)は、idecaの自家農園で収穫されたもので、今後は商品化も検討されており、
早速、当協会との商品開発が期待されています。

 

 

idecaのオリジナルカレーをいただきながら、日本の生産者を守るための農産物の加工による所得向上や
生産者の後継者づくりなど、当協会の実例を交えて談笑を進め、交流を深めました。

 

 

昼食後は、名張市の企業3社を見学・視察しました。
各社とも、農産物加工協会との共創を期待できる企業ばかりで、それぞれの事業を説明していただき、
参加者は極めて興味を持って説明を聞き、質問を交えながら自己研鑽に励みました。

市役所の方々を交えながら、あっという間に時間が過ぎましたが、各社の信念や技術力、
そして地域の活性化を目指す思いから多くの学びを得ることができました。

セミナーや分科会では得られない、大人の遠足として有意義な視察研修となりました。

農産物加工協会として、今後もこのような機会を提供し続け活動していきたいと思います。

最後になりましたが、本事業にご協力いただいた名張市市役所の皆さま、企業の皆さま、誠にありがとうございました。

また、多忙な折に参加いただいた会員・非会員の皆さま、心から感謝申し上げます。

 

各社の商品をお土産でいただきました

 

【名張市視察協力企業のご紹介】
1)農事組合法人三重伊賀里山整備活用組合
https://ideca.or.jp/

 

 

2)株式会社VCT
https://valuecreation-t.com/

 

 

3)株式会社國津果實酒醸造所
https://www.kunitsu-wine.com/

 

 

4)イーナバリ株式会社
https://enabari.world/

 

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