丹波市山南町でリゾット米1tを初収穫

丹波市山南町でコシヒカリの収穫体験を開催

山南町の農家とバイヤー「丹波ろじべじ」がタッグし、地域活性化の一環として
収穫体験を9月11日(水)に開催した。

農産物加工協会を通じて参加者を募り、山南町太田にある中西哲也さんが栽培する
コシヒカリの収穫を楽しんだ。
参加者の方々は初めての収穫体験ということもあり、手作業の収穫と機械を使った収穫の
2通りを体験することができた。
当初、初栽培のリゾット米を収穫する予定だったが生育状態を考慮し、
事前に収穫が完了していたため急遽、コシヒカリの収穫となった。
リゾット米はコシヒカリの1.5倍ほどある楕円形の大粒サイズで、ベタつかない特徴がある。
今年は約1tのリゾット米を収穫した。
収穫体験の後、場所を丹波市川代公園に移動し、リゾット米の試食を兼ねてBBQを楽しんだ。
洋食鉄板料理店「ピエトラグランデ」のオーナーシェフ・大石豊和さんが栗入りリゾットとジェノベーゼ風リゾットの
2種類をその場で調理し、参加者で試食した。
米粒の大きさと粘りの少ない食感がこれまでにない美味しいリゾットに仕上がっており、
料理に適した米栽培は今後、料理界での需要が期待できそうだ。
大石シェフの自店でも先行して同米を使ったリゾットを提供し、
海外のお客様から「おいしい」と高評価を得ている。

農産物バイヤーとして活躍する「丹波ろじべじ」の清水紀光さんは地元出身者で、
地元の生産者と一緒に新たな特産品として、山南町の地域活性化を進めながら
誰でも気軽に食べられるリゾットのレトルト商品をOEMで企画・販売する予定だ。
中西さんが作ったリゾット米と西垣健太郎さんが作った地元有機野菜や旬の食材を
組み合わせて商品化に向けて開発中。

今後、食卓での新しい本格リゾットメニューは、子育て世代や若い人たちだけで無く
食通の年配層の方々にも喜ばれる商品になると期待する。

 

 

  

 

 

 

 

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